ネクラーズ紹介

ネクラーズ
新米リーダー・ケネス君率いる冒険隊の通称。
その名前は、リーダーのケネス君を含め、パーティ全体にはびこる「ネクラ感」が由来。
そもそもどうしてケネス君が冒険者になろうと思ったのかはネクラーズ最大の謎とされる。「自分を変えるため」でないことだけは確か。
彼らは様々な試練を乗り越え、立派に成長することは出来るのか?そして世界は救えるのか?

…表記がカタカナなのは時流に乗っかったのがちょい恥ずかしかったからです。


ケネス
人間
若者

標準型
スキル
『鎮魂歌』(希望の都「F=ベル」)
パーティーのリーダーにして最大のネクラ。
標準型、性格暗めな若者の成長物語は典型的な冒険譚だが、彼には浮上の様子もない。
性格は正当派ネクラで、マイナス思考。リーダーにして最も存在感の無い男。まさにキング・オブ・ネクラ。
しかし、このネクラなパーティが何とかまとまっているのも、仕事を成功させられるのも、ひとえにリーダーであるケネス君のおかげなのだ(本当か?)。
役割はファイター+バード。
別に吟遊詩人として英雄譚など歌いたいわけではなく、単なる趣味の延長らしい。人前で歌うことは好まないが、上手い方である。人間何かしら取り柄のあるもんだ。ただし、「歌のチョイスが暗い!」とはヒューイの談。
基本的には非力ながらも前衛に出るタイプで、迫力不足のパーティとしては貴重な戦力。
獲物はショートソード。

ルーシー
人間
若者

標準型
スキル
『癒身の法』(交易都市リューン)
『亡者退散』(交易都市リューン)
神官戦士。
いつもムスッとした顔をしているのでそういう性格の人かと思われがちだが、実際にもそういう人。まったく、性格は顔に出るものである。世の中に不満があるタイプ。
ケネス君としては苦手なタイプだったが、回復役は貴重なので入れざるを得なかった。しかし、パーティ内恋愛が発生するとなればここになるんじゃないのか。
彼女の名誉のために付け加えれば、別に嫌な奴ではなく、真面目すぎるだけなのである。
役割はプリースト+ファイター。
僧侶としての腕前は良くもなく悪くもない。ただ、彼女程度でも聖北教会で正当に教えを受けた僧侶が確保できたことはパーティとして幸せなことである。戦士としては平凡。
僧侶の例に漏れず、パーティの命綱。戦闘では前列に出て戦う。
獲物はメイス。

オクト
人間
若者

万能型
スキル
『盗賊の眼』(交易都市リューン)
『盗賊の手』(交易都市リューン)
『転倒』(精霊の店_八精霊)
盗賊。
ケネス君とは幼なじみ的な友人で、彼が最も早くパーティに誘われた。「幼なじみ」という感じがなんとなく恥ずかしい、といったことはないらしい。
盗賊にありがちな性格で、無責任、皮肉屋。しかし、ケネス君とは基本的に友人であるため、強い調子では言えない。そこらあたり、同タイプのヒューイと比べて印象が薄い要因かも知れない。
むしろ世慣れていないケネス君のために甲斐甲斐しく世話を焼く場面の方が多い。モーホーではない。
役割はシーフ+シャーマン。
若いがかなり優秀な盗賊で、探索・交渉面ではパーティの中心になる人物。
精霊使いとしては未熟もいいところで、本人も自覚している。そもそも、盗賊として役に立つ魔法をチョイスして使っているだけで、本人に精霊使いという認識はないのかも知れない。
獲物はダガー。普通は後衛だが、隙を突いて飛び出してくるという戦術を使う。

システィナ
人間
若者

知将型
スキル
『眠りの雲』(交易都市リューン)
『蜘蛛の糸』(交易都市リューン)
軍隊上がりの魔術師。
パーティで唯一ネクラでない人物。ただ、明るいというわけでもない。
両親が軍人で、生まれてそのまま家族と共に寮で生活し、そのまま入隊したため全くの世間知らず。無知故に好奇心はすさまじく、知らないものには突進してしまうこともある。それが元でパーティに混乱に陥ることも。
ただ、世間的な無知を除いた性格面ではパーティで最もまともな人物で、仲間と協力し合うということを体で覚えているだけでも貴重な存在。
役割はファイター+ソーサラー。
軍隊上がりなのになぜ冒険者的ないやらしい魔法を覚えているかは謎。派手な攻撃魔法は使えない。
魔術師としては当然有能。正統派マジックユーザーとしてあらゆる場面で活躍してくれる。
獲物はショートソード。戦士としての力量も持ち合わせるが、それ以上に魔法の有用性が高く、滅多に前衛に出ることはない。魔法の発動体は腕輪。

ヒューイ
エルフ
若者

知将型
スキル
『野外生存術』(森林警備隊)
『シェイド』(精霊の店_八精霊)
『石弾』(精霊の店_八精霊)
エルフの精霊使い。
パーティ唯一のデミヒューマンだが、人間よりも人間社会にも詳しいとの噂も。
ネクラなケネス、世間知らずなシスティナに代わって参謀的な役割をこなし、パーティの方向性を決めるため、彼が実質的なリーダーであると誤解されることも多い。(本当は名目も実質もケネス君がリーダー)
皮肉屋で、メンバーに対してズケズケと物を言う性格だが、他のメンバーの性格がアレなため、ツッコミ役としてむしろ話の進行としては助かる。
役割はシャーマン+レンジャー。
エルフの為、もちろん精霊使いとして天性の才能を持っている。また、精霊使いとして森の精霊と親しい為、野伏せとしても優秀。まさに正のスパイラル。
冒険面でも生活面でも八面六臂の活躍を見せる存在で、パーティの柱。
獲物はロングボウ。

ベルク
人間
大人

豪傑型
スキル
『居合い抜き』(交易都市リューン)
戦士。
フルネームはベルクガルド。さすがに若者だけのパーティではどうかと、宿の亭主が紹介してくれた人物。
寡黙に自分の仕事をこなすが、別に無口というわけではない。若いパーティのお目付役として入っているので、あまり出しゃばっているように受け取られるのも嫌だな、と考えてしまっているだけである。
そう、彼も自分を押し出すことの出来ない「隠れネクラ」だったのである。本当の自分をさらけ出し、メンバーとの距離感が縮まるのはいつの日だろうか。
役割はファイター。
パーティ唯一の専属戦士で、亭主に紹介されるだけあって、腕前も十分。前衛に立ち、足を止めて敵と渡り合う、戦闘の要となる存在。
そのほか、冒険者としての豊富な経験もパーティの助けとなってくれるだろう。
獲物はグレートソード。

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